SSDに関する情報サイト
こちらのサイトは、PCの速度が遅くなったときの改善方法についてわかりやすく解説しています。
その改善方法というのはssdに交換するなどになるのですが、換装とはどのような手法で、どのようなメリットがあるのか、Windows10に変えたいときに行う利点には何があるのかなどにも触れています。さらに、OSの起動が遅いときや容量が不足しているときなども利点が生かされることを紹介してあるので参考にされることをおすすめします。
HDDからssdの換装とはどんなもの？
パソコンの記憶装置でもあるハードディスク、これは内部に円盤状の記憶媒体が設けてありますが、回転させながらデータの読み書きを行っているのが特徴です。これに対して、ssdは回転素子などを使わない記録媒体でありハードディスクと比べると読み書きの速度が非常に速いなどかららも、ハードディスクからssdへの換装を考える人も多くなっているようです。
換装とは、ハードディスク内部の情報をssdにコピーして交換することを意味しますが、通常起動しているパソコン内部のデータすべてをコピーすることはできませんので、クローンを作成して現在のパソコンのハードディスク内のデータと同じようなものを複製する、これがssd換装などの意味になります。
ハードディスクをssdに換装するメリット
ssdはシンプルな構造になっており、静穏性が良好です。静かなオフィスや書斎で作業していると、ハードディスクのファンの音が意外と耳に入ります。集中して自宅でリモートワークに励みたい方、オフィスで安心してデスクワークをしたい方はハードディスクからの換装を前向きに考えてみましょう。ssdは耐衝撃性の面でも優秀で、大切なビジネス関連のデータや趣味で作成した多種多彩なファイルを、安心して長期保管していけます。
コストパフォーマンスの面では依然としてハードディスクが非常に優れていますが、最近ではssd側の費用対効果も大きく向上しました。有名メーカーの大容量のssdも比較的安価な価格で取り寄せられるので、費用面が気掛かりで換装を今まで断念していた方も、再検討してみましょう。
換装する事で高機能ソフトウェアやOSの起動や処理のスピードが上がる、こういったメリットも期待出来ます。パソコンを普段から仕事や趣味で活用しているヘビーユーザーにとって、メインドライブの交換は恩恵がひと際大きいです。OSや多種多様なソフトウェアのインストールは平均的な容量のssdに、大容量のデータ保存先は外付けのハードディスクにする等、こういった工夫を凝らせば費用対効果を追求しながら、たくさんのファイルを安心して保管していけます。
ssdとＨＤＤとの違いと比較した上で優れていること
パソコンにはデータを保存するための内蔵ストレージが存在し、具体的にはssdやＨＤＤとなりますが、保存できるデータ量等に違いがあります。
データ量に関しては、ssdはＨＤＤと比較して１ドライブで保存できるデータ量は少ないですが、サイズが小さく軽いという特徴があります。他にも衝撃による故障リスクが低く消費電力が少ないという特徴もあり、読み書きの速度はＨＤＤより速くなるよう開発されました。速度については、ssdは機械的な待ち時間が存在しないため高速となりますが、ＨＤＤの場合はトラックまでヘッドを移動させるシーク時間と、トラック上で目的のセクターが来るまで待つ回転待ちが必要になります。動作音は静かなため作業がしやすく、形状が様々なためパソコンの小型化にも寄与しており、スティック型等のデザインも存在することからデザインの自由度が高いといえるでしょう。データに関しては、ssdは電源を切ってもデータを保存できるフラッシュメモリが採用されていますが、データを記録する最小単位となるセルは徐々に劣化を起こします。毎日頻繁に大量のデータを書き換える場合は、ＨＤＤを選択するとよいでしょう。
ssdのメリットと外付けタイプの接続方法
ssdはhdd同様、パソコンユーザーにとって非常にポピュラーな物です。様々な独自のメリットを持っており、既存の物に比べて処理速度が良好な点が高く評価されています。データを移動する際やファイルを保存する際のレスポンスが良く、仕事や趣味でパソコンを普段からフル活用している方々は、その恩恵を実感し易いです。動作音が静かな点もssdのメリットで、パソコンの静穏性を意識したいユーザーに最適な物です。他の媒体に比べて衝撃に強いのもメリットであり、大切な情報を記録したい時に役立ちます。
近頃は外付けタイプのssdが市販されており、コストパフォーマンスの良い価格帯で提供されています。外付けssdの接続方法ですが、ポピュラーな製品はusbを活用する仕組みです。本体の側面や背面などに設けられたusbのスロットに、挿し込むだけでOKです。特にスティック型の製品やコンパクトなポータブルタイプの製品は別途電源コードも不要で、usbメモリのような感覚で使えます。
ssdの速度はシーケンシャルアクセスやランダムアクセスで判断しよう！
ssdの製品仕様には様々な項目が記載されていますが、速度を表している項目がシーケンシャルアクセスとランダムアクセスです。
シーケンシャルアクセスとは、ファイルやデータの読み書きを所定の順序で行う方式のことを指します。連続したファイルを処理したり大きなサイズのデータを処理したりするケースにおいて、1秒あたりに処理できる速さを意味しています。
一方のランダムアクセスとは、複数のデータや記憶領域にアクセスする際に、データの並び順を考慮せずに特定の部分にアクセスする方式のことです。小さいサイズのファイルを読み書きするケースにおいて、1秒あたりに処理できる速さを意味しています。
なお、製品仕様に記載されているシーケンシャルアクセスとランダムアクセスはあくまで理論値で、使用環境によって変動します。また、製品によっては記載されていないケースもありますが、シーケンシャルアクセスとランダムアクセスはssdやhddなどのストレージの性能を評価する指標となるので覚えておくと良いでしょう。
ssdのNANDフラッシュメモリの種類を知ろう！
ssdはコントローラやDRAMキャッシュといったパーツで構成されていますが、実際にデータが記録されるパーツがNANDフラッシュメモリです。
ssdの性能を大きく左右する重要なパーツで、セルと呼ばれる無数の箱があり、そのセルの中に0と1を使ってデータを保存していきます。
また、現在主流となっているssdに搭載されているNANDフラッシュメモリはSLC・MLC・TLC・QLCの4種類で、1つのセルに記録できるビット数が異なります。
SLCは、1つのセルに1ビットのみ記録するタイプです。速度や耐久性といった性能が高いものの、高価格かつ容量が小さいので家庭用には適さず、主にサーバー用として活用されています。
MLCは、1つのセルに2ビット記録するタイプで、SLCと同等の性能を持ちながらも価格が安いという特徴があります。TLCは、1つのセルに3ビット記録するタイプです。
速度や耐久性は低いものの、大容量かつ低価格という特徴があります。
QLCは、1つのセルに4ビット記録するタイプです。
2019年頃から普及し始めたタイプで大容量化を実現しましたが、耐久性がTLCよりも低いにもかかわらず現状での価格はTLCとほとんど変わらないので注意が必要です。
ssdを選ぶポイントの1つ耐久性について
ssdはhddと比較して、衝撃に強く壊れにくいイメージですが、実際のところどうなのか気になるのではないでしょうか。
確かにssdはモーターなどの可動部品が存在しないので、衝撃に関していえばhddよりも耐久性が高い傾向です。
しかし、hddと違ってデータの読み書きに関する仕組み自体は、時にhddより劣ることがあるといえます。
ssdは電子を保存することでデータを記録する仕組みを採用していますが、データを書き換える際に劣化する性質があります。
劣化が進むと電子の保持が難しくなり、やがて信頼性が低下したり、最終的にデータの読み書きが不可能になります。
製品によっては書き込みが不可能でも読み込みは可能なものもありますが、突然読み書きできなくなる製品も珍しくないので注意が必要です。
TBWはssdの寿命を知る目安の1つですが、頻繁にデータを読み書きするか、大きなデータを書き込むことが多いかによっても違ってきます。
その為、口コミなどの評判も参考に総合的に耐久性を確認して、比較検討しながら製品を選ぶのが正解ではないでしょうか。
ssd換装を外注依頼することと二つの方法
ssd換装は費用対策効果の高いチューンナップであり、特にhddからの乗り換えの場合には体感速度が数倍上がることも珍しくはありません。
難しそうな作業ですが慣れれば案外簡単に行えるので、詳しい人と一緒に行うか、ネットを見ながら作業すれば問題なく移行出来ます。
自分では難しくて無理だと感じたのならば、外注依頼をしてssd換装をしてもらうことも可能です。
方法は二つあります。
ソフトをダウンロードして、移設するssdを接続してデーターを丸ごと抽出する方法です。
もう一つはクローニングのためのハードウェアがありますので、hddとssdを単体で差し込んでデーターを移行する方法になります。
スタンド型になっており、差し込んで指示に従い作業すれば、簡単にデーターを移し替えることが可能です。
自分でやることも出来ますし、外注依頼で同様の作業を依頼することも出来ます。
作業環境がない場合には、外注した方が安心で安く済む可能性も少なくありません。
ssdを換装する心理には一体どんなものがあるのだろうか
今までにパソコンを使っていて、なかなか起動しないとか動きが遅いとかに悩まされたことはないでしょうか。
誰でもやはり心理的にはスピードを上げて処理ができる方が良いに決まっています。
なかなか処理できないホームページや計算など、それらの処理能力を上げるにはssdの換装を行えば見事解決されるようです。
その様にする場合、2種類の方法があるのでお知らせしたいと思います。
まず最初のクリーンインストールですが、移行情報がない分だけ早く完了できますが、今まで自分がインストールしたアプリケーションだったり作成されたデータが全て消去されてしまった分、後々入れなおしたり必要な情報のコピーを自分なりの設定に入れ直す必要が出てきてしまうのです。
ssdによって操作性能がパワーアップするので申し分はないのですが、データ移行の場合は事前に最適化をしておき、新しいものにOSごとバックアップ作成をしておく事が必用になって来るでしょう。
パソコンスクールでssd換装をするメリット
パソコンスクールはモニターやプロジェクターで事業を進める方式であることが多く、生徒たちのデスクにはパソコンが常設されております。
前面に映し出されている画像や動画に従い授業は進み、カリキュラムを行ってから座学や実習に入ります。
パソコンは信頼性の高いハードディスクが使われてきましたが、近年はssdの価格が購入しやすい水準になったことと、信頼性が上がりデフォルトで搭載されるケースが多くなりました。
パソコンスクールの全パソコンを買い替えるのは大きな負担になりますが、ssdの換装ならば費用は一台当たり数千円あれば十分です。
ssdにすることにより処理速度の大幅な改善があり、実習時にも遅延が少なくなります。
現在のパソコンはOSなどの切り替えにより、スペックの低いモデルや古いモデルの適合がされていない状況です。
ssdに換装をしても同じ状況にはなりますが、条件によっては新しいOSに更新することが出来ます。
その時に内部処理速度が速いことは、実務的にとても有効なことです。
ssdの換装はシステム部門にとって悩みの種
データを保存する高速転送のストレージssdは、今や個人のパソコンだけでなく、企業のサーバーにおいても重要な立ち位置にあるといえるのではないでしょうか。
hddと違って純粋な半導体デバイスのssdは、性能が大幅に向上している一方で、従来にはなかった新たな問題があらわれています。
その1つが予兆なく突然発生する故障で、更にhddよりも復旧の難易度が格段に上がっているという問題です。
現実的にはこまめにデータのバックアップを取り、故障が発生したら速やかに換装できるように備えておくことです。
システム部門にとってはまさにこれが悩みの種で、バックアップを取る難しさやスムーズな換装を行う為の計画や仕組みづくりなど、解決すべき課題が山積みです。
しかも企業によって掛けられるコストが限られますから、中にはssdの予備を購入する予算すら厳しい企業もあります。
システム部門も手をこまねいているわけにはいかないので、ssdではなく従来のhddを検討したり、クラウドストレージも含めて対策を考える必要があるのではないでしょうか。
ssd換装を自宅で行う準備と用意する物など
古くなったハードディスクは、断片化が進み処理速度が落ちている状況になります。
デフラグやクリーンアップをしても、大きな回復は見込めません。
やるならば工場出荷状態に戻すことが効果的ですが、データーやソフトウェアまで初期化されてしまうので現実的ではないです。
そんな時に検討したいのがssdへの換装になります。
ssdはハードディスクよりも処理速度が速く、衝撃に強いことが特徴です。
以前はとても高価でしたが、量産化が進み、ハードディスクと遜色のないレベルまで、価格が下がってきました。
古くなった記録媒体は劣化が進んでいるので、交換してみると見違えるように処理速度が上がります。
用意する物は交換するパソコンと、新しい記録媒体であるssdです。
そしてベースマウントと、分解組み立てに適合した精密ドライバーが必要になります。
自宅で行う場合には、クリーニングを兼ねてエアスプレーや掃除機があるとベストです。
換装自体はクローンソフトで行い、時間はかかりますがエラーがなければ成功になります。
後はssdに組み替えるだけで終了です。